オンカジで得た勝利金を引き出す際には本人確認されます。ここでは本人確認書類(住所確認書類)について詳しく解説していきます。これを読むことでオンカジ初心者の方が、オンカジから本人確認書類を求められた際に必要なものについて分かるようになります。
はじめに
オンラインカジノでは、本人確認書類の提出が必要です。ただし、カジノによって要求される書類は多少異なります。
オンラインカジノは、金融機関と同等以上のセキュリティやチェック体制を持ち、マネーロンダリングを防止するために厳しくチェックを行っています。
特に2022年3月の出来事以降、カジノだけでなくペイメント側でも厳格化されています。そのため、本人確認は十分に行われます。
本人確認の際には、KYC(Know Your Customer)という言葉が使われることもあります。一部のオンラインカジノでは「本人確認不要」と謳っていますが、実際には入出金の累計額や出金回数などの基準が設けられているだけで、利用者は必ず本人確認が行われます。
KYC(本人確認)について
KYC(ケーワイシー)とは、(Know Your Customer)の略語であり、オンラインカジノにおいてはプレイヤーが本人であることを確認するための手続きを指します。
オンラインカジノで本人確認が行われる理由としては、カジノが所属する国の法律や規制当局による規則の遵守ですが、具体的にはオンラインカジノを使用したマネーロンダリング、テロ資金調達、詐欺行為、未成年者の利用などを防止するためにおこなわれています。
また、これらはオンラインカジノでの禁止行為に該当しますので、どのような行為のことを指しているのかについて詳しく知りたい方は「オンカジでやってはいけないこと」をご覧ください。
KYCの本質は「顧客管理の適正化」
オンラインカジノではKYCをおこなうことで、そのプレイヤーの国籍、名前、年齢、性別、住所、証明書などの情報を収集し、その情報からプレイヤーの「利用目的」、「適正資金」、「リスクの許容度」などについてを判断し、適正に顧客を管理しています。
正規のカジノライセンスを保有しているオンラインカジノでは、顧客管理データは適切に保管されており、そのことをライセンスが保証しています。
本人確認書類は、いつ、どのようなファイル形式で提出するのか?
オンラインカジノでは、通常、初回の勝利金を引き出す際に本人確認書類の提出が求められます。本人確認が済んでいないと出金処理が行われないです。あらかじめ書類を準備しておくとよいでしょう。
ファイル形式は「jpeg」や「png」、「pdf」に変換しておくとスムーズに提出できます。
一般的に、提出のファイル形式としてはjpgやpng、pdfの提出がよく使われますが、中にはスキャナーで取り込んだ書類を認証しない場合もあります。
その場合、スマホで撮った住民票書類画像(png)のみを受け付けるカジノもありますので注意が必要です。
オンラインカジノで提出する書類のファイル形式
- jpeg もしくは png
- スマホ写真 (png)
どのような書類の画像を提出するのか?
- 身分証明書類
- 住所証明書類
- 本人名義の金融機関等の明細書類
- 入金と出金用の金融機関等の情報
オンラインカジノの本人確認のためには、「身分証明書類」、「住所証明書類」、「本人名義の金融機関等の明細書類」、「金融機関情報」の提出が必要となります。
書類とは言っても、紙面で提出するのではなく画像データで提出をします。提出する書類の画像はすべて、四隅(よすみ)がきっちり写っていないと受理されませんので注意してください。
身分証明書類 (顔写真付きの身分証明書類いずれか1つ)
- 運転免許証
- パスポート
- 住基カード
- マイナンバーカード
身分証明書類の画像提出には必ず顔写真付きの証明書の提出となります。「運転免許証」、「パスポート」、「住基カード」、「マイナンバーカード」の4つの書類のうち、いずれか1つを選んで提出します。
一般的には「運転免許証」での提出が最も簡単です。注意点としては、身分証明書類の画像はモノクロではなく、「カラー」で両面が必要になります。
住所証明書類(※発行日3ヵ月以内)
- 住民票
- 公共料金の明細書
- クレジットカードの明細書
住所証明書類の提出については「住民票」、「公共料金の明細書」、「クレジットカードの明細書」などを提出します。電気、ガス、水道等支払明細が自宅で本人宛の場合には、すぐに用意できます。
「保険証」(健康保険証)については各社で対応が分かれますので、最終的な選択肢とすべきでしょう。
「住民票」、「公共料金の明細書」、「クレジットカードの明細書」は、発行日が3ヵ月を過ぎている書類はセキュリティの理由により受理してもらえません。
例:4月1日発行の場合、有効期限は6月30日までになります。
入金と出金をするときの金融機関等の情報
入金と出金をするときに使用する本人名義の金融機関等の情報を登録します。この内容を登録しておかないと、入金も出金も拒否されます。
e-wallet で入出金する場合のアカウント情報登録について
オンラインカジノの入出金で、Vega Wallet(ベガウォレット)やPayz(ペイズ)、MuchBetter(マッチベター)といったe-walletや電子マネーなどのペイメントを使った入出金を希望する場合には、各種のアカウント情報が記載されたスクリーンショットを提出します。
提出内容としては
- ペイメントのアカウント番号
- 氏名 (本人名義)
が映った画像となります。アカウントは本人名義である必要があります。(家族名義の口座では不正になります)
入金用のクレジットカードを登録する場合

オンラインカジノにクレジットカードで入金をする際には、初回入金の際に、本人名義のクレジットカードを登録する必要があります。
クレジットカードを登録する際は、カード番号の入力が必要であり、またクレジットカードの削除をする際にも同様に必要になる場合があります。ただし、写真の提出が済んだ後はほとんどの場合、すぐに入金が可能になります。
オンラインカジノは海外に存在するため、「3Dセキュアコード」というものが必要です。海外取引を行う際には、カード決済会社などであらかじめ3Dセキュリティコードの取得手続きを行う必要があります。この手続きはインターネットで約10分程度で完了することができますが、詳細を知らない方は概要をご覧ください。
クレジットカードの登録には表面と裏面を撮影する必要があります。
■クレジットカードの表面で必要な情報
- クレジットカード番号
(カード番号は最初の6桁と下4桁以外を隠します。下の画像を参照) - クレジットカードの有効期限
(有効期限内のみ使用可能。カード更新で再提出になります) - 氏名のローマ字表記
(本人名義のカードのみ利用可能)

クレジットカード表面
つまりこのようにして撮ります。
*パンチ式で印字された番号だと、裏写りしているますので、その場合は裏側も番号を隠しましょう。
クレジットカードの表面では、カード番号の最初の6桁と下4桁以外を隠します。
■クレジットカードの裏面で必要な情報
クレジットカード 裏面で必要な情報
- 氏名 (必ず署名する)
- セキュリティコードの確認 (末尾3桁を隠して撮る)

下3桁がセキュリティコード(CVV)です

署名欄には必ずサインペンで署名します。
クレジットカードの裏面には、セキュリティコード(CVV)が記載されています。一部のクレジットカードは4桁の場合もありますが、おもに末尾3桁を確認します。カードの裏面に数字が7桁や8桁で表示されていることを確認したら、最後の3桁または4桁を隠して写真を撮影します。これはカードの安全性を保つために重要な手順です。
本人確認書類の提出方法
オンラインカジノでの本人確認書類の提出方法はおもに2通りあります。
①アップローダー
②カスタマーサポートチームなどへメール送信
それぞれについて説明していきます。
アップローダー

アップローダーは、カジノ内のページで、直接データファイルをアップロードする提出方法です。
サポートチャットで添付できるカジノもあります。
上の例はベラジョンカジノになりますが、「アカウント認証」という項目から入って、画面右中段に「アップロードページ」とありますのでクリックしてアップローダーを出現させます。
カスタマーサポートチームなどへメール送信

チャットサポートに問い合わせしてから書類をメールで提出することもできます。また、カジノによってはチャットでファイル添付ができる機能がついているところもあるので、指示に従って提出しましょう。
まとめ
オンカジでは出金時に本人確認書類を求められるので、あらかじめ書類を揃えておいた方がラクです。できればカジノにアカウントを作った時点で提出をしておくと、初回の出金処理が早く終わりますので覚えておきましょう。