近年、オンラインカジノプレイヤーが増加し、多くのオンラインカジノ紹介サイトが存在しています。一見すると非常に凝った作りのサイトも多いのですが、中には業者が作ったまま放置しているような古いサイトもあります。
古い情報に基づいているため、当然もらえるはずのボーナスがもらえなかったり、
すでに廃止されたサービスがいまだに紹介され続けているため注意が必要なこともあります。
また、オンカジ未経験者が書いたサイトやオンカジ詐欺を目的としたサイトが数多く存在し、
わざと事実に基づかない内容が含まれている場合があります。これらを知らずに利用していると様々な不利益を被る可能性があります。
それでは、これからオンラインカジノ紹介サイトの見分け方について5つのポイントを説明します。 それぞれの内容については、詳しく解説していきます。
はじめに
オンラインカジノの紹介記事を選ぶ際には、発信業者が書いたものではない情報を選ぶことが重要です。なぜなら、発信業者の場合、広告主からお金を受け取って良いことだけを紹介をしていることもあるからです。利用経験や思い入れのないカジノを広告主から言われたままに紹介していることがあります。
一方で、推薦者は広告主の意思で紹介を行っていません。そのため、より深い情報を提供していることが多く、信頼性が高いと言えます。過去の経験や知識に基づいた内容を提供しており、紹介記事の品質や情報の深さにおいても優れています。オンラインカジノを選ぶ際には、より信頼性の高い情報を得るようにしましょう。そのうえで、5つのポイントを説明します。 かなり重要な内容を書いています。
まともに遊んだことのない人が紹介をしているサイト
- ①情報が薄く、入金方法とボーナス額だけが書いてあるだけのようなサイト
- ②デモモードの使用を隠して、煽るサイト
まずオンカジ紹介サイトを使って失敗しないためには、「まともに遊んだことのない人が紹介をしているサイト」を見分けることです。
紹介サイトの大半はただの広告業者が多いため、オンラインカジノの紹介で、機能や内容を詳しく掲載していないサイトは随所に①、②で示した特徴が出てきます。
まともに遊んだことのない人が紹介をしているサイトでは、信頼性や正確性に欠ける可能性があります。オンラインカジノの知識や経験が不足している人が情報提供を行っているためです。
適切な情報やアドバイスを得ることができず、プレイヤーにとっては不安定な情報源となる可能性があります。
それを前提に読まれると、①と②の内容はすぐにわかると思います。
見分け方のポイント① 「情報が入金方法とボーナス額だけ」

数多くのオンカジを紹介しているサイトであっても、だれでも書けるカジノの基本情報しかないようなサイトは初心者の方にはほとんど役にたちません。
肝心なカジノの使い勝手に関する内容の記載がなかったり、「入金方法とボーナス額」だけが書いてあるようなサイトは設立後に放置されていることも多いため、期限切れのボーナス情報が多いのが特徴です。せっかくオンカジに登録しても、期限切れのボーナスでは特典がつきません。何ももらえないこともありますので注意しましょう。
オンラインカジノは、ゲームのルールや戦略、プレイヤー保護など、さまざまな要素が関わっています。それらの情報が不十分であれば、プレイヤーは十分な知識や理解を得ることができず、安全性や利益確保の観点からもリスクが高まる可能性があります。
このようなサイトで特に多いのは、更新日だけ変更して放置しているサイトです。筆者自身、期限切れのボーナスで何度も嫌な思いをしました。
そしてそのような精神状態でオンカジ始めると負けやすくなります。
見分け方のポイント② 「デモモードの使用を隠して煽る」

上はハワイアン・ドリームというパチスロ風スロット。左上に「デモモード」と書いてあります。
まともに遊んだことが無い方々や未経験者の紹介記事やプレイ動画では、わざとデモモードを加工して本物を装いますので注意が必要です。紹介サイトの画像やプレイ動画の8割程度はデモモードとまで言われています。
デモモードは、実際の賭けをせずにゲームを体験するためのモードであり、初心者にとって重要な学習ツールです。
しかし、デモモードの使用事実を隠し、実際の賭けを促進するような情報や表現をおこなうサイト(おこなっていたサイト)は、初心者に対して不適切な情報提供をしている可能性があります。
初心者に「簡単に儲かる」と誤認させ、未熟なまま賭けを行わせようとします。
誤認してしまった初心者の方は、結果的に損失を被るリスクが高まる可能性があります。このような要素のあるサイトは、初心者にとっては適切な情報源とは言えません。
オンラインカジノに関する情報を得る際には、信頼性や豊富な情報提供、初心者向けのガイドや学習リソースを提供しているサイトを選びましょう。

こんな感じに「$5,328」大勝ちしたかのようにできるのです。

見破る方法の1つとしては、「Golden Hero」や「WIN FAST」といったプロバイダーの機種に関しては左上にIDがないものは全てデモモードと思って良いです。注意して見分けましょう。(このIDはプレイヤーの固定番号ではないのでプレイするごとに変わり続けます。)
「デモモード使用」と掲示していないサイトを利用していると、本来の遊び方ではない、危険な遊び方をすすめられるようになりますので気を付けてください。
デモモードの特徴

デモモードは無料のお試しモードであり、実際のリアルマネーではないことを理解することが重要です。以下に、デモモードの特徴について詳しく説明します。
残高が不自然に多い
まず、デモモードを起動すると、仮想的な残金が大金で入っていることが一般的です。おおよそ10,000ドルや5,000ドルなど、キリの良い数字で入金されています。これは、プレイヤーが実際のゲームプレイを体験するために、リアルな環境を再現するための仕組みです。重要な点は、この仮想的な残金は実際に引き出すことはできないということです。デモモードで大金を獲得した場合でも、実際の報酬や利益としては得られません。
ですので、デモモードを通じて得た成果や資金は現実のものではないことを念頭に置く必要があります。オンラインカジノを利用する際には、デモモードを活用してゲームのルールや特徴を理解することは重要ですが、それがそのまま実際のリアルマネーゲームと同じ結果をもたらすわけではないことを理解しておきましょう。
サイトの画像に、カジノ内の残高しか表示していない
また、デモモードの使用を隠して煽るサイトでは、「稼ぎやすい」や「入金の上限額が高い」といった宣伝文句が多く見られます。
自作自演の動画で狂乱して、あたかも大金を稼ぐことが簡単であるかのように見せかけたり、札束の画像などを使って誇張した表現を行うことがあります。
これは、プレイヤーの興味を引き、ゲームへの参加を促すための手法の一つです。
ですが、デモモードはリアルマネーではないので引き出せません。つまりベガウォレットやペイズ等に引き出した画像を1つも付けていないような場合は、疑問に思いましょう。
初心者向けではないカジノを一押しで紹介するサイト
一般的なオンカジは、初心者から上級者まで幅広い客層に向けたサービス対応をしてくれるものですが、上級者にしか対応をしないカジノがあるのも事実です。
特に初心者の方の場合は、オンカジのルールについてよくわからない中で、カジノについて様々なことを覚えていくことになります。
ルールは、悪意がなくても破ったら即ペナルティになってしまうこともあります。
上級者向けのカジノの場合はプレイヤー側への特典やサービスが非常に多い分、ルールでの基準やペナルティが厳しいです。それでは初心者には向かないオンカジ紹介サイトの見分け方のポイントを書きます。初心者向けオンラインカジノの選び方について解説した別講座がありますのでこちらも参考になります。
見分け方のポイント 3点
初心者向けではないカジノを一押しで紹介するサイトの見分け方の3つは、以下の3点です。
- 出金条件が厳しいカジノを初心者向けとして紹介しているサイト
- フィリピンライセンス単独取得のカジノ【重要】
- ベラジョン・インターカジノ・優雅堂の取り扱いだけがないサイト
出金条件が厳しい「カジノ〇〇〇〇〇〇」を一押し紹介するサイト
まず、1点目は、「カジノ〇〇〇〇〇〇」というオンカジを根拠なく初心者に一押しするサイトは利用を避けましょう。伏字にしておきます。秘密です。
とにかく出金条件が厳しすぎるので初心者プレイヤーにとってはリスクが高く、とても初心者向けではありません。
どういうオンカジかを説明すると、普通のオンカジは100ドル入金した場合、100ドル分以上遊べば引き出しができるのですが、「カジノ〇〇〇〇〇〇」というオンカジだと、利用規約に最低でも入金額の5倍以上遊ばないと引き出しできないと書いてあります。入金額の5倍を遊ばずに間違えて出金申請すると、不正扱いで全額没収のうえでアカウントが閉鎖されてしまう危険性があるオンカジです。
利用規約を読んでみて、上記の条件が記載されていたときには注意が必要です。
フィリピンライセンス取得だけのカジノを紹介するサイト【重要】
2点目はフィリピンライセンス取得のみで営業しているカジノを紹介するサイトです。
こちらは直近で非常にリスクが高まっています。
オンカジは各国でライセンスを取得して営業していますが、取得審査が厳格な国と、そうでない国がはっきりします。
「キュラソー」や「マルタ」といったオンカジのライセンスは古くからあるので、審査基準やノウハウが蓄積されています。その一方でフィリピンライセンスについては、オンカジに参入したのが2016年で、当初から審査基準が甘いことで知られています。(比国議会証言等あり)
カジノ事業者の審査基準が甘く、カジノの資金や役員等も不透明であることもあったり、顧客管理や入出金管理が甘く、出金拒否のトラブルに遭う可能性もあるので、初心者の方は利用を避けましょう。


ベラジョン・インターカジノ・優雅堂の取り扱いだけがない紹介サイト



いまは「王者のベラジョン」を倒すべく、様々なオンカジが創設されている群雄割拠な時代なので、1つのオンカジだけにこだわる必要はありません。
しかしながら上記3つのうち、どれも扱っていないサイトについては、初心者向けサイトではない可能性が高いので注意しましょう。
理由は2つあります。
1つはそのサイトが日本語で表示されていても、日本人向けでなかったり、違う国や地域用に作られたサイトである場合です。
もう1つは、わざと最大手のオンカジを紹介しないこだわりの強いサイトだからです。そのため上級者向けのサイトと思ってよいです。
情報がまともに更新されていないサイト
- キュラソーのライセンスマークが現行のものを表示していないサイト
- すでに使われていない支払方法(ペイメント)を紹介しているサイト
*上記の表記だった場合、1年以上重要な情報が更新されていない可能性が高くなります。
オンラインカジノにおいて、最も重要な情報は、そのカジノが信頼性の高い国でのライセンスを取得しているかどうかです。ライセンスは、カジノが規制当局に監督されて、適切なゲームの提供やプレイヤーの保護が行われていることを示すものです。
古い情報や無効なライセンスを持つカジノでは、プレイヤーが被害を被る可能性があります。また、ペイメント(入出金)に関する情報も同様です。プレイヤーが安全かつ円滑に入金や出金を行うためには、信頼できるペイメントが提供されていることが不可欠です。
入出金に関する問題や制限がある場合、プレイヤーは不便や被害を被る可能性があります。
ここでポイントとなるのは、紹介サイトに掲載されているライセンスとペイメントに関する情報を確認することです。
それではポイントを説明します。
更新されていないサイトの見分け方
もしオンラインカジノの紹介サイトで、現在も左下にキュラソーのライセンスマークが表示されている場合は、そのサイトの信頼性に注意が必要です。なぜなら、キュラソーのライセンスマークは2022年までにデザインが変更されているからです。つまり、そのサイトが1年以上もマークの更新を怠っている可能性があるということです。


信頼性の低いサイトは、情報の更新や最新の情報提供において問題がある場合があります。キュラソーのライセンスマークが古いまま使われているサイトは、そのサイトの運営者がライセンス情報を最新化していない可能性が高いです。このような場合、そのサイトの信頼性が低くなる可能性があります。
特にオンラインカジノに関連する情報では、プレイヤーの保護や安全性が重要な要素となりますので、正確かつ最新の情報を入手することは不可欠です。
つまり、キュラソーのライセンスマークが古いままの画像を使いつづけているサイトは、情報の信頼性が低い可能性があるので注意が必要です。信頼できる情報を入手するためには、最新かつ正確な情報を入手するようにしましょう。
総括すると、キュラソーのライセンスマークが現在も古いまま使われているサイトは、情報の信頼性が低い可能性があるため注意が必要です。情報の正確性と最新性を確保するためには、他の信頼性の高いサイトや情報源を参照することをおすすめします。
とくに「ベラジョンカジノ」、「インターカジノ」、「カジ旅」、「ミスティーノ」などの人気カジノで、上記(左上)の旧ライセンスが紹介されている場合にはサイト全体の情報がかなり古い可能性があります。
カジノの紹介情報で「永久保存版」とか、「-年度版」などと書いてあるものは情報が決定的に古いことがありますので注意して内容を確認しましょう。ライセンスの情報が古いとどうなるのかについては一番下の項目に掲載してありますので参考にしてください。
ペイメントに関して
情報が更新されていないオンラインカジノのサイトは入出金(ペイメント)に関する情報も決定的に古いことがあります。もし、下のペイメントをそのまま紹介しているサイトがあったら、情報が古い可能性が古い可能性がありますので気をつけましょう。
すでに使えなくなったペイメント
・ヴィーナスポイント(venus point)
2022年5月廃止 → 2022年6月 ベガウォレット(サービス引継ぎ)
・エコペイズ(ecoPayz)
2022年5月廃止 → ペイズ(Payz)2023年5月11日から(サービス引継ぎ)
・アストロペイ:2022年(日本市場撤退)など

でどころの判らない金品を配って勧誘するサイト

でどころの判らない金品を配って勧誘するサイトは一番危険です。
- お金をあげるから、カジノにアカウントを作って入金してよ
- お金をプレゼントします
- ギフト券をあげるからカジノにアカウントを作ってよ
- アカウントを買い取りします
- 有料(無料)で代打ちします
- お金を無償で貸します。もし勝ったときは返してね
上記のことをしているカジノ紹介会社や個人を見かけたときはとくに気をつけてください。
世界ではオンラインカジノを取り巻く規制環境の変化に伴い、プレイヤーだけでなく、紹介者へのコンプライアンスが厳しくなっています。特に厳しくなっているのはマネーロンダリング(資金洗浄)についてです。

カジノではアカウントを新設する人に、「賭け条件付きのボーナスマネー」や「フリースピン」をプレゼントすることや「販促用のグッズなど」をプレゼントすることはあります。
ですが、勧誘目的のために「対価として金銭を配ること」はありません。
■インターカジノ


■ミスティーノ


このように、オンラインカジノではアカウントを作った人に条件付きのボーナスマネーをプレゼントすることはあっても、直接キャッシュを配ることはしていません。
【カジノがやっていない例】
- $100ドルをキャッシュであげるから、カジノにアカウント作って入金して
- 〇〇ギフト券を〇万円あげるからカジノにアカウント作って
(アカウントを作った方の〇名に抽選でプレゼントはあります)
そのため、上記のような内容でオンラインカジノの紹介サイトが、直接金品を配って勧誘していた場合、その紹介サイトはマネーロンダリングの意識が決定的に欠如している可能性があります。
もし受け取ってしまうと、後で不利益を被る可能性がありますので注意が必要です。
また、他人のアカウントを使って代打ち行為をすることは、カジノの利用規約で厳しく禁止されています。代打ちを依頼することも絶対にやってはいけません。
さらに、アカウントの買い取りをしているサイトは、マネーロンダリングのリスクが高まる可能性があります。カジノからの制裁対象となることもあるため、避けるべきです。
もし不審なサイトやおかしな行為に気付いたときや、自分で判断できないときは、直接カジノのサポートへ問い合わせをしてみましょう。(↓は実際に問い合わせをしたときの画像です)

内容によっては上記のように調べてくれます。
SNSなどで金品を配る業者や個人には注意が必要です。「アンケート」や「カジノの公式」以外の金品提供は特に要注意です。
オンカジに限らずとも、現金やギフト券、ポイントを配る行為には注意が必要です。なぜなら、これらはマネーロンダリングや脱税目的、詐欺の手口に悪用される可能性があるからです
安易に受け取ったり関わったりすることで、犯罪に巻き込まれるリスクが高まりますので、慎重に対処しましょう。お金やプレゼントを受け取る際は、信頼性や合法性を確認することが大切です。自分の安全を守るためにも用心深く行動しましょう。
知らず知らずにマネーロンダリング犯罪に巻き込まれて、犯罪の片棒を担ぐことを「マネーミュール」といいます。世界中でアンチマネロンの動きとなっており、日本においてもマネロン規制が強化されますので巻き込まれないようにしましょう。
・お金配りには参加しない
・心配な時は、もらう前にカジノの公式かどうかを直接サポートに問い合わせましょう
ちょっとした手間を惜しまないことがあなたの身を守ります。
*当サイトでは、いっさい金品を配っておりません。
マネーロンダリングに巻き込まれたらどうなるの?

「マネーロンダリングに巻き込まれたらどうなるの?」の答えに関しては、最悪の場合、マネーロンダリングに協力した「加害者」として捜査対象になることもあります。
最近、SNSでの「お金配り」を背景とした詐欺事件が続発しています。概要欄に記事の外部リンクを添付します。添付の記事には具体的な口座の詐取する手口まで記載されていますので、確認をしておくと良いでしょう。
マネロンに巻き込まれてしまうと、お金を騙し取られるだけではなく、口座情報を騙し取られたり、気づかないうちにマネロン犯罪に加担していることになりかねません。
では、「お金配り」で実際におこりえる具体的な手口の一例を挙げます。
(不正資金を第三者に返金させるマネーロンダリングの一例)
たとえば、あなたがお金配りに参加し、とある業者や個人から当選があったことをSNSで知ったとします。業者は当選金の1万円を振り込むために、銀行口座番号を教えるように連絡があります。
後日、あなたは教えた口座に何故か100万円が入金されたことに気づきます。
そのあと業者からSNSで「間違って100万円振り込んでしまったので、お詫びと手数料をかねて98万円を返金してほしい」と連絡を受けます。
そして、あなたは疑うことなく98万円を業者が指定した口座に返金します。
具体的に、このようなケースでは参加したあなたがマネーロンダリングに巻き込まれている可能性があります。上記は一例にすぎません。*現実的にはもっと少額でおこなわれるでしょう。
つまり、SNSで「アカウントの買い取り」や「お金配り」や「代打ち」などに参加をして口座情報を渡してしまうと、場合によってはあなたが知らないうちに、凶悪な犯罪組織に不正利用されて、他人のお金や犯罪で得たお金を出し入れする目的に使われてしまいます。
それでは、2023年7月に実際に日本であった事例を紹介します。
12億円を超える収益を得ていたか ネットバンキングを遠隔操作、不正に送金した疑い 男を逮捕 (記事見出し引用)
2023年7月19日 yahoo!ニュースより:https://news.yahoo.co.jp/articles/da31f4d1427e5c3ccc3396b7425fc4486e9ff905(外部リンク)
マネロンによる不正送金はカジノだけでなく、ペイメントや各国の金融機関に検知され、関係当局に通報されることになります。口座情報を渡してしまうと、最悪はマネーロンダリングに協力した「加害者」として捜査対象になってしまうので大変なことになってしまいます。
不正利用されるリスクを避けるためにも、カジノが公式協賛しているサイト以外からもらうことは避けましょう。
■ベガウォレット内の警告イラスト

(例はベガウォレットですが、カジノやペイメント、世界中の金融機関でも同じ対応をします)
お金の貸し借りに関して

SNS上でお金の貸し借りについて見かけることがありますが、じつは無償であっても、貸金業にあたる可能性が高く、日本では、無登録者が行っている場合には貸金業法違反が濃厚です。
個人を装ったヤミ金の可能性もあります。個人間金融は利用しないようにしましょう。モノやサービスを分けあって使う時代ですが、その感覚でお金の貸し借りをするのは非常に危険です。
オンカジの副業詐欺について

2022年以降オンラインカジノを利用した「副業詐欺」が増加しています。
このような詐欺は、何かしらのメディアを使って「副業できる」とか「絶対勝てる」といった虚偽の主張を行うことで人々を騙し、金銭的な被害をもたらすものです。このような主張を見かけた場合は、そのサイトの利用を避けることが賢明です。
そのほかには、「攻略ソフト」や「自動ツール」といった外部で入手したソフトウェアやデバイスの使用を推奨したり、販売するような紹介サイトです。
これらのサイトは、オンラインカジノでの勝率を高めると主張しており、簡単に大金を稼げると謳っています。ですが、オンラインカジノの結果はランダムなので、いかなるソフトウェアやツールも勝利を保証することはできません。したがって、このようなサイトも避けるべきです。

オンラインカジノの利用規約には、職業での利用が禁止されていること、また、「攻略ソフト」や「自動ツール」も使用が禁止されています。詳しく知りたい方は別講座で詳細を解説しています。
STOP!オンカジ攻略ソフトや自動ツールにはだまされない(内部リンク)
つまり、オンカジの副業詐欺がやろうとしていることの本質は、
「知識のない利用者をだましたうえで、その利用者にカジノで明らかな詐欺(不正行為・ゴト行為)をさせること」です。
*最終的な責任はすべて利用したプレイヤーにありますので注意してください。
検索エンジンを騙すサイト (スパムサイト)

検索エンジンを騙すサイトは「オンカジ詐欺業者」がよく使う手口です。
とくに、有名サイトを偽装していて、クリックするとまったく別のおかしなサイトへ飛ばされたり、情報が抜かれる危険性があります。
オンカジの場合では、実際にあるカジノサイトを偽装しているケースや、偽装した広告も見つかっております。
オンラインカジノ初心者の方が注意すべきポイント
- 誘導サイトのドメインに注意:
特定のカジノを連想させるドメインを持つサイトには注意が必要です。例えば「berajion」「verazion」というような特定のカジノに似せているドメインに注意をしてください。 - 怪しいドメインやURLに注意:
ドメインやURLが不審なサイトにも注意が必要です。安心感のないドメインやランダムな文字列のURLは注意が必要です。 - サイトのタイトルとドメインの関連性に注意:
サイトのタイトル名とドメインを比較して関連性のないサイトにも注意が必要です。
初心者のみなさんに知っておいてもらいたい事として、オンラインカジノの名称はすべて「ブランド」として運営されており、カジノの運営会社や所有者の許可なしにドメインを使用して営業することは許可されていません。

このように、すべてのカジノは、所有している会社のブランドですので許可なしで使用できません。
「まともに遊んだことがない業者」や「詐欺業者」といったサイトは、オンラインカジノに関する知識や経験、情報が乏しいため、もっぱら「なりすましによるスパム」や「お金配り」などの手法を使って検索結果で上位に表示されるようにしています。
つまり、人気や情報の品質、活動に基づいて上位表示されているのではなく、検索エンジンと読者からの信頼を騙して人気や情報力、信用を装っているだけのサイトが多数存在しています。
間違ってスパムサイトにアクセスしてしまった場合の対処法
スパムサイトにアクセスしてしまった場合、すぐに対処することが重要です。 以下に、スパムサイトにアクセスした場合の対処法を順番で説明します。
- スパムサイトにアクセスしてしまったら、すぐにブラウザを終了しましょう。終了することで被害を最小限に抑えることができます。
- ウイルススキャンを実行する スパムサイトにアクセスすると、ウイルスなどがダウンロードされている可能性があります。
- 個人情報が盗まれた可能性があります。そのため、アクセスしたサイトで使用しているパスワードは変更しましょう。また、同じパスワードを他のサイトでも使用している場合もすぐに変更することが重要です。
- コンピュータウイルスに感染した可能性があります。 そのため、セキュリティソフトなどでウイルススキャンなどして守ることが大切です。
- プライバシー設定の確認 個人情報がプライバシー設定を確認し(Cookieの許可・拒否や履歴の削除など)個人情報を消去させないようにしましょう。
- 必要に応じてGoogleに通報したり、広告元のカジノへ問い合わせましょう。
wayback machineを使ってみる

お使いのサイトのことが気になる方は、「wayback machine」(ウェイバックマシーン)というアーカイブサイトを利用してURL検索をしてみましょう。これにより、対象のサイトを時系列で閲覧することができます。
“wayback machine”にアクセスするには、”http://web.archive.org/“のURLか、検索エンジンでも簡単に見つけられます。wayback machine (ウェイバックマシーン:外部サイト)
このサイトは世界的に有名で、ウィキペディアにも掲載されています。
実際にウェイバックマシーンで検索を実行すると、下のような画像が出てきます。

画像はwayback machineでURLを検索した際の例です。詳しく見ると2017年と2018年に不自然な空白期間があります。このような場合、前後の記録を比較することが重要です。スパムサイトでなければ、比較しても大きな差は見られません。
画像の棒線部分は当時の画面がキャプチャーされており、画面情報からサイトの記録を確認できます。
長期間キャプチャーがない期間のあるサイトは、何らかの理由で閉鎖していた可能性があります。
ですから、前後のキャプチャー画像を比較してみましょう。
ただし、実績のないサイトが不自然に上位に表示されている場合は、スパムサイトの可能性が高いため注意が必要です。wayback machineを利用して情報を呼び出した際に、現在と全く関係のない画像が表示される場合もスパムサイトの可能性があります。
このように、このツールを使用すれば、ある程度目視で判別することができます。
欠点としては、設立後3か月程度しか経っていないサイトは記録が残っていないことがありますので、
その点には留意してください。

なのですが、そのような記録や実績のないサイトが不自然に検索上位にあるときには、やはりスパムサイトの可能性が高くなります。
検索がうまくできなかったときは
wayback macineでうまく検索できなかったときは、そのほかの方法としてGoogleの検索窓に直接サイトのURLを入力して調べる方法があります。
この場合、Googleに登録されている記事が新着順で表示されますので、最終ページを表示させれば元がどのようなサイトであるのかを確認できます。
オンカジスパムサイトの手口

オンラインカジノのスパムサイトは、一般的に「有名なサイト」のドメインを取得し、その企業や団体のサービス名やブランドを無断で使用して、信用を装ってサイトを作ります。
そのため、サイトのタイトル名やドメインは全く関連性がないことがよくあります。
信頼性の高いサイトは、通常Googleの検索結果で上位に表示される傾向があります。
そのため、質の低い情報を提供するサイトでも検索上位に表示され、オンカジ初心者の方が誤った情報に惑わされることがあります。
この手法は2018年頃から増えており、役所や公共団体のリンクページからアクセスすると、オンラインカジノの紹介ページに誘導されるような詐欺的なサイトが多数存在しています。
現在、GoogleのAI技術の進歩により、スパムサイトは積極的に取り除かれていますが、2023年でもまだ多く存在しています。スパムサイトを利用することには何のメリットもありません。
ですから、スパムサイトを見分ける方法を覚えておくことが重要です。
スパムサイトを使うと何が問題なのか?
スパムサイトを使うと何が問題なのかというと、「個人情報を詐取される可能性があること」や「事実に基づかない情報」によって、不利益を被ります。
これらのサイトでは、デモモードで高額な配当を偽装し、読者の心理に訴えかけて禁止行為を勧めたりします。間違った情報によって日常的に禁止行為を行ってしまうので、カジノとトラブルに巻き込まれるリスクが高まります。最終的にはアカウント凍結や出禁の処分を受ける可能性もあります。
勝利しても、不正行為と見なされれば勝利金は没収されてしまいますので、何も得ることはありません。また、詐欺サイトだった場合、個人情報が抜き取られる可能性もあります。
これらの問題を避けるためには、正しいルールやライセンスに関する知識、入出金方法などを理解することが重要です。正規のオンカジを選び、信頼できる情報源から正確な情報を得るようにしましょう。
オンラインカジノのライセンスは自分の目で確認すること

最後に、「オンラインカジノのライセンスは自分の目で確認すること」をおすすめします。
紹介サイトの中にはカジノライセンスの情報まで記載されているサイトもありますが、もし、その情報が古かったときには大変なことになりかねませんので、ご自身でライセンスを確認してから利用しましょう。
ライセンスを確認しないと何が危ないのか
カジノライセンスは国や政府機関等が発行したカジノの営業許可証です。不備があるということは、許可されていない状態かもしれないのです。
つまり違法カジノとして営業しているかもしれないということです。ライセンス機関がカジノを監督・監視していない状態とも受け取れます。それだとカジノがゲームのイカサマをしている可能性もありますし、正当な理由もなくプレイヤーからの出金申請を拒否をするなど、やりたい放題なんでも不正ができてしまいます。
そこで、実際にどういう表示がされたときに危ないのかについて提示します。
マルタライセンスの場合(異常時)

まず、マルタライセンスでの例です。とあるカジノでライセンスを確認しようとしたところ上の画面のように、ライセンスを証明できないと表示されました。
このオンカジのライセンスが現在どうなっているのかわかりませんが、このような表示がされたときには、ライセンスに不備がある危険な状態ですので、利用を避けましょう。
キュラソーライセンスの場合(異常時)

残念なことにいずれもGoogle検索で上位表示されている紹介サイトから紹介先のオンカジに行ってみたところ見つけました。ライセンスの確認をしておかないと、危ない目に遭うことがありますので気をつけましょう。
まともに更新がされていないサイトの情報を使うと、「期限切れのボーナス情報」のほか、「すでにやっていないサービス」、「すでに撤退したオンカジ」、最悪は「ライセンスのないオンカジ」を紹介している可能性があるので情報をあてにできません。

まとめ
- 「入金方法とボーナス額」が書いてあるだけのサイト
- まともに遊んだことのない人が紹介をしているサイト
- 初心者向けでないカジノを初心者向けとして一押ししているサイト
- でどころの判らない金品を配って勧誘するサイト
- 検索エンジンを騙すサイト
- ライセンスは自分の目で確認すること
上記の紹介サイトを使うとプレイヤーが不利な条件で遊ぶことになりますので注意しましょう。最終的な責任はプレイヤー個人がすべて負うことになりますので注意してください。