ここではオンラインカジノ(オンカジ)初心者の方にカジノライセンスの基礎知識と、確認の仕方について説明と解説していきます。
近年、オンラインカジノゲームの人気が高まっており、多くのプレイヤーが安全に遊べるカジノを見つける方法について知りたいと考えています。
認可されたオンラインカジノを見分けることは、安全で公正なゲーム体験を楽しみたいプレイヤーにとって不可欠です。
遊んでいる(遊ぼうとしている)オンカジが、ライセンス機関によって監視や規制をされている状態なのかを見分けましょう。
この講座を読むことでライセンスの発行国、ライセンスマークの種類、ライセンスの確認の仕方がわかるようになるので、ライセンスの有無も見分けられるようになります。
カジノライセンスについて

カジノライセンスとは、カジノの営業許可証に該当するものになります。
オンカジの運営会社が、所属する国や地域の公的機関などからライセンス審査を受けて、カジノライセンスを取得します。
取得したカジノライセンスは誰でも閲覧できるように必ずカジノ内に掲示してあります。
このライセンス制度があるので、利用者側(プレイヤー側)でも、カジノが海外で合法的に営業をしているのかを判断しやすくなっています。
ライセンス取得をするためには、現地の法律に則って公的機関などに申請して、高額な取得費用を支払い、約6か月間の審査を経て取得をします。
参考:ライセンス審査に必要な書類(キュラソー)
・登記簿
・会社文書
・会社の銀行口座の証明
・会社役員の身分証明書(従業員も含む)
・事業計画書(財務・マーケティング)
・ソフトウェア・ハードウェアの健全性を証明する技術文書
そのため、ライセンスがないオンカジは違法カジノなのでまったく信用がありませんし、セキュリティ管理が甘かったり、財務力にも問題があるので出金トラブルの原因にしかなりません。
登録する際にはライセンスを保有しているのかについてはよく確認しましょう。
ライセンスがない場合は登録自体をしてはいけません。
「初心者のためのオンカジ講座」で紹介しているオンカジはカジノライセンスの取得や更新をしているカジノに限定して紹介しています。
ライセンスの発行国とライセンスマークについての概要
現在、アジア周辺でオンラインカジノを楽しむ際に注目すべきライセンス発行国は主に6つあります。それらのうち、ジブラルタル、マン島、カナワケ、マルタ、キュラソーは主要なライセンスになりますので、概要を説明していきます。
イギリス領 ジブラルタル


イギリス領 ジブラルタルのライセンスマーク
イギリス領ジブラルタルは、オンラインカジノ業界における重要な規制当局の一つであり、HM Government of Gibraltar(ジブラルタル政府)がカジノライセンスを発行しています。このライセンスは、オンラインカジノ運営業者に対して合法的な営業を行うために必要なものであり、信頼性と透明性を確保する役割を果たしています。
ジブラルタル政府のカジノライセンスは、厳格な規制基準に基づいており、オンラインカジノ業界での信頼性や品質を高めることを目的としています。これには、顧客の保護、適切なゲームの公正性、セキュリティの確保などが含まれています。
カジノライセンスを取得するためには、運営業者はジブラルタル政府による厳格な審査を受け、規制基準を満たす必要があります。ライセンス取得後も、定期的な監査やコンプライアンスの確認が行われ、規制当局による厳しい監視が続けられます。
ジブラルタルのカジノライセンスは、その信頼性と高い規制基準から、多くのオンラインカジノ運営業者によって選ばれています。これによって、プレイヤーは安全かつ公正なゲームプレイをすることができます。
ジブラルタルのライセンスを取得しているオンラインカジノ
・カスモ (casumo)解説(2023年10月でアジアから撤退)
イギリス領 マン島


イギリス領 マン島のライセンスマーク
イギリス領マン島は、オンラインカジノ業界における重要な規制当局の1つで、マン島政府(The Government of the Isle of Man)がカジノライセンスを発行しています。このライセンスは、オンラインギャンブルサービスの提供者に対して合法的な営業を行うために必要なものであり、プレイヤーの保護や業界の信頼性を確保する役割を果たしています。
マン島政府のカジノライセンスは、厳格な規制基準に基づいており、オンラインカジノ業界での信頼性や品質を高めることを目的としています。これには、適切なゲームの公正性、プレイヤーの資金保護、プライバシーの確保などが含まれています。
カジノライセンスを取得するためには、運営業者はマン島政府による厳格な審査を受け、規制基準を満たす必要があります。ライセンス取得後も、定期的な監査やコンプライアンスの確認が行われ、規制当局による厳しい監視が続けられます。
マン島のカジノライセンスは、その信頼性と高い規制基準から、多くのオンラインカジノ運営業者によって選ばれています。これによって、プレイヤーは安全かつ公正なゲームプレイを楽しむことができます。
カナダ領 カナワケ


(例)カナダ領カナワケのライセンスマーク
カナダ領カナワケには、オンラインギャンブル産業を監督するための規制機関として「Kahnawake Gaming Commission(KGC)」が存在します。KGCは、オンラインカジノやギャンブルサイトに対するライセンス発行や規制を行い、業界の信頼性と安全性を確保しています。
KGCの主な目的は、オンラインギャンブル事業者が適切なガイドラインに従い、プレイヤーの保護や違法行為の防止を含む業界基準を満たすことを確認することです。このため、KGCは厳格なライセンス審査プロセスを実施し、規制基準の遵守を監視しています。
KGCのライセンスを取得するためには、オンラインカジノ運営業者はさまざまな要件を満たさなければなりません。これには、資金管理、プレイヤーのプライバシー保護、公正なゲームプレイの確保などが含まれます。
KGCのライセンスは、カナダの法律に基づいて発行されており、カナワケ・モホーク・テリトリー内で運営されるギャンブルサイトに適用されます。KGCの規制は、オンラインギャンブル業界において一定の信頼性と信用を確立しており、多くのプレイヤーとカジノによって高く評価されています。
マルタ共和国

MGA:マルタゲーミングオーソリティー (外部リンク)


マルタ共和国のライセンスマーク
ライセンスマークは旧ライセンスマーク
マルタのカジノライセンスは、マルタ賭博局(Malta Gaming Authority、MGA)によって発行されます。MGAは、オンラインギャンブル業界を規制し、監督するマルタ政府の機関です。
MGAのライセンスは、オンラインカジノやギャンブル事業者に対して発行され、業界基準と法的規制の遵守を確認します。ライセンス取得には厳格な審査プロセスがあり、事業者は安全性、公正性、プレーヤー保護などの基準を満たさなければなりません。
MGAのライセンスを取得することで、オンラインギャンブル事業者は欧州および国際市場での信頼性を高めることができます。MGAの規制は、プレーヤーに安心してオンラインカジノやギャンブルサイトを利用させることを目的としており、多くのプレーヤーにとって信頼できるライセンスのひとつとされています。
オランダ領 キュラソー


キュラソーのオンラインカジノライセンス制度は、2021年から2024年にかけて大きく変革されました。従来の規制が緩い分散型のライセンス体制から、マルタライセンス同様に、より厳格で透明性の高い一元管理への運営へと移行しています。
2024年11月からは、Curaçao Gaming Control Board(キュラソーゲーミングコントロールボード、GCB)がキュラソー国内のギャンブル業界全体を監督する役割を担うこととなりました。これには、ランドベースのカジノ(実店舗のカジノ)だけでなく、オンラインカジノも含まれています。GCBは、ギャンブルに関する法律の執行や、ライセンスの発行・監督を行い、運営の透明性を確保しています。
また、これに加えて、GCBの中で新しく設立されたCuraçao Gaming Authority (CGA)が、ライセンスの発行や監督を一元的に管理する中央機関として機能するようになりました。これによって、ライセンス制度がさらに厳格になり、透明性の向上が期待されています。2024年は移行期間中で、以下の旧ライセンスを持つ事業者は新しい基準に適応する必要があり、その審査をGCBが担当しています。
キュラソーの旧ライセンス(~2024.10)


【番外】フィリピン

ライセンスマーク:(2023年~)

PAGCOR:旧ライセンスマーク
世界のオンラインカジノ業界のなかではメジャーではありませんが、フィリピンにもライセンスがありますので番外として紹介します。
ライセンスの発行国の注意点
フィリピンライセンスについては、2016年から外国人(主に中国人)向けのオンラインカジノ事業が行われています。最初は許認可プロセスが厳格に実施されていなかったため、PAGCOR(フィリピンの許認可機関)の監査・監視において問題が指摘されました。この監査・監視の問題が2022年9月に浮き彫りになり、フィリピン政府は175社に対して営業停止処分を公表しました。
信頼回復に向けた取り組みは2023年から進められていましたが、現マルコス政権下ではオンラインカジノ事業廃止に向けて進んでいることが報道されています。
ライセンス発行国の補足
世界中の多くの国々でカジノのライセンスが発行されています。たとえば、イギリス本土ではイギリス賭博委員会(UKGC:UK Gambling Commission)、スペインではスペイン賭博委員会(DGOJ:Dirección General de Ordenación del Juego)、イタリアでは(ADM:Agenzia delle Dogane e dei Monopoli)が、スウェーデンではSpelinspektionen(スペリンスペクショネン)がライセンスの発行を担当しています。
これらのライセンスは、発行国内で営業する事業者向けにライセンスが発行されています。そのため、これらのライセンスを保有するカジノを利用するにあたっては、居住地域からの利用が可能なのかについてを確認をしましょう。
オンラインカジノの「安全性」と「遊びやすさ」にはトレードオフの関係があります

基本的に、オンラインカジノの「安全性」と「遊びやすさ」にはトレードオフの関係が存在します。これに関しては体験談に基づくものでもあります。
オンラインカジノの世界において、プレイヤーにとって大切な要素が2つあります。1つは「安全性」で、もう1つは「遊びやすさ」です。これらの要素は、しばしばバランスを取ることが難しく、一方を重視すると他方に影響が及ぶことがあります。
オンラインカジノの安全性を重視したときの「メリット」と「デメリット」
安全性を重視したときの「メリット」
・公正なゲームが保証されている
・プレイヤーのデータ保護がされている
・セキュリティ対策がされている
安全性を重視したときの「デメリット」
・厳格な不正調査により、煩雑な手続きが生じることがある。
・厳格な規制で、話題のスロットや人気ゲームプロバイダーが少ない。
・優遇されたサービスが少ない
・入出金での審査が厳格
・ボーナストラップのリスクがある
まず、「安全性」について考えてみましょう。
オンラインカジノが安全であるかどうかは、前述した「ライセンスの発行国の注意点」のように、単にライセンスを取得しているだけで判断するのは不十分です。重要なのは、そのライセンスが信頼性のある規制機関から発行されているかどうかです。さらに、プレイヤーのデータ保護や公正なゲームプレイを確保するためのセキュリティ対策も安全性の判断には欠かせません。
ただし、安全性を重視するカジノでは、プレイヤーに対して厳格な不正調査を行なうこともあります。これにより、プレイヤーは煩雑な書類手続きが生じる可能性があります。また、ライセンスによる規制により、配信できるゲームプロバイダーが多くないことがあり、話題のスロットや爆裂スロットが遊べないといった不便さや、入出金での審査に時間がかかることもあります。
また、初心者を狙った一部の悪徳カジノが、ボーナストラップを仕掛けていることもあります。
オンラインカジノの遊びやすさを重視したときの「メリット」と「デメリット」
遊びやすさ重視の場合の「メリット」
・手軽で煩雑な手続きが少ない
・話題のスロットや人気ゲームが豊富
・入出金での審査も早めに終わる
・優遇されたサービスが多い
・ボーナスの達成条件が緩い
遊びやすさ重視の場合の「デメリット」
・信頼性のないライセンスの場合、カジノに不正行為をされるリスクがある
①理由なき出金拒否
②海賊版ゲームを導入した確率操作
・正規カジノでない場合、公正さも、データ保護、セキュリティも期待できない
一方で、「遊びやすさ」を追求することも重要です。プレイヤーは煩雑な操作や手続きが少ないカジノでゲーム体験や高性能なインターフェースを求めています。しかし、遊びやすさを追求するあまり、カジノ側が不正行為を行っていたり、正規のカジノでない可能性も考えられます。
そのため、総合的に安全性と遊びやすさのバランスを取ることが必要です。信頼性のあるライセンスを持ちながらも、プレイヤーにとって遊びやすい環境を提供しているカジノを選ぶ必要があります。
プレイヤー自身も、オンラインカジノを選ぶ際にはライセンスだけでなく、口コミや評判も考慮して安全性と遊びやすさを両立させたカジノを選ぶことが大切です。
ダブルライセンスについて
ライセンス発行国の補足として、「UKGC」や「DGOJ」、「ADM」などについて触れました。
オンカジはインターネット上でいろいろな国や地域にまたがって営業をしていることが多いのですが、国や地域によっては特定の国のライセンス取得が必要な場合もあるため、カジノが2か国以上のライセンスを保有していることもあります。これをダブルライセンスと言います。
ダブルライセンスのメリットは、2か国のライセンス基準を満たしているので、より安全で信頼性のあるオンカジであるということが一目でわかることです。
その一方でデメリットとしては、プレイヤー側にも2か国の基準が適用されますので、入出金や遊び方にはそれなりに注意が必要です。
こういう理由から、当サイト内ではダブルライセンスカジノの紹介を控えています。
ゲームプロバイダーとカジノライセンスについて

カジノゲームを提供するゲームプロバイダーも、カジノ規制当局からゲーム配信のためのライセンスを取得しています。これらのライセンスは、B2B(Business to Business)向けのものであり、オンラインカジノでのゲーム配信や、他のゲームプロバイダーにカジノゲームの技術を提供する際に必要です。
ゲームプロバイダーは、マルタやキュラソー、マン島、ジブラルタルなど各国の規制当局で配信用のライセンスを取得する必要があります。(MGA 3. ライセンス制度のType4を参照)
これらのライセンスは、厳格な審査基準をクリアして取得する必要があり、ゲームの公正性や安全性を確保するために重要な役割を果たしています。
そのため厳しい規制のあるライセンスではゲームプロバイダーが少ない傾向があります。
人気の高いゲームプロバイダーについてはリンクから記事を確認できます。
マルタ共和国ライセンス マルタゲーミングオーソリティー(MGA)


ライセンス機関:マルタゲーミングオーソリティー (外部リンク)
信頼度:高
ドメイン:authorisation.mga.org.mt

旧ライセンスマーク
マルタゲーミングオーソリティ (MGA) について
マルタゲーミングオーソリティ (MGA) は、マルタ共和国に設立された独立したライセンス発行機関であり、オンラインカジノやスポーツベッティングを含むギャンブル業界全体の監督・規制を行っています。MGAは、2001年に設立されて以来、透明性や公正性を重視し、世界中のオンラインギャンブル市場で高い信頼性を誇る規制機関です。
2. ライセンスの特徴と信頼性
マルタのライセンスは取得が難しいことで知られ、特に長期間にわたり運営されている「老舗」カジノが多く取得しています。MGAは、ギャンブルの透明性や安全性を確保し、特に以下の点で評価されています:
- 透明性の高いライセンス審査と定期的な監査
- マネーロンダリング対策 (AML) や責任あるギャンブルの基準遵守
- 消費者保護の徹底、特に未成年者や問題ギャンブルに対する対策
また、2020年以降、仮想通貨の取り扱いも可能となり、より柔軟なライセンスとして進化しています。
3. ライセンス制度の詳細
MGAのライセンスは、事業の種類に応じて4つのカテゴリに分かれています。それぞれのライセンスは、異なる形態のギャンブルをカバーしています。オンカジ事業者ではタイプ1~3を任意に取得していて、ゲームプロバイダーはタイプ4を取得していることになります。
ライセンス種類 | 対象分野 |
---|---|
Type 1 | カジノゲームや宝くじなど「運に基づくゲーム」 |
Type 2 | スポーツベッティングや競技ベッティング |
Type 3 | P2P (プレイヤー間) の賭け、ポーカー、ビンゴ |
Type 4 | ゲームソフトウェアやプラットフォーム提供者向け |
4. 監査および監視機関
MGAは、以下の機関と密接に連携して監査や監視を行い、業界の公正さを保っています:
- Financial Intelligence Analysis Unit (FIAU)
マネーロンダリング防止やテロ資金対策に特化し、オペレーターのAML規制遵守を監視。 - Data Protection Commissioner
ユーザーデータのプライバシーを保護する役割を担い、MGAライセンス保有者にもGDPR準拠が義務付けられています。 - Consumer Protection Collaboration
消費者保護を目的に国際機関と連携し、プレイヤーの権利を守ります。
5. ライセンスの有効期限と処罰
MGAライセンスの有効期限は5年間で、更新時には再審査が行われます。また、事業者による不正行為が発覚した場合、ライセンスは即座に取り消され、営業ができなくなります。MGAの公式サイトでは、処罰を受けたカジノの情報も公開されており、透明性が保たれています。
6. 国際的な評価
MGAは、規制の厳しさと透明性の高さで業界内で非常に評価が高く、多くの大手オペレーターがマルタを拠点にしています。特に他国のライセンス制度と比較して、統一された管理体制を持つ点が、マルタのライセンスの信頼性を高めています。
MGAのライセンス制度は、信頼性と安全性を求めるプレイヤーやオペレーターにとって、世界的に選ばれる存在となっています。プレイヤーが安心して利用できる環境を提供するため、MGAは今後も高い基準を維持し続けるでしょう。
■マルタライセンスの機能的な特徴
- このライセンスを持つオンラインカジノは抜き打ち監査が入ることがあるため、カジノはプレイヤーにも不正がないか常にチェックしています。
- マルタライセンスのカジノには、裁判外紛争解決手続(ADR)会社が規約に定めてありますので、もし大きなトラブルに遭遇して、納得いかない対応をされたとしても、ADRへ紛争解決を相談できる仕組みになっています。
- 1つのライセンスで複数のカジノを登録することができます。
- 適正資金の調査がおこなわれることがあります。
ライセンス監査とマネロン対策にも力を入れているために入出金以外でも、ときどきカジノがプレイヤーに対して、適正な資金であることを書面や、ログインの直後にチェックボックスを使って宣誓させることがあります。(下の画像参照)

このように、マルタライセンスのオンカジでは、プレイヤーが適正な資金で安全に遊んでいることを確認する目的で簡単な調査を依頼することがあります。煩わしく思うこともありますが、この調査によってプレイヤー側も安全性が保たれるのです。
このライセンスを取得しているカジノ:
- ラッキーニッキー(Lucky Niki)
- プレイオジョ(playOJO)
- コンエスタドール
オランダ領 キュラソーライセンス(CGA・GCB)

ライセンス機関:キュラソーゲーミングコントロールボード(GCB) (外部リンク)
信頼度:中~高
ドメイン:gamingcontrolcuracao.org


GCBライセンスマーク
移行審査中の営業許可証
キュラソーゲーミングオーソリティー(CGA)とキュラソーゲーミングコントロールボード (GCB) との違い
機関 | 主な役割 |
---|---|
Curaçao Gaming Authority (CGA) (キュラソーゲーミング管理委員会) | 「eGaming監視機関」(Curaçao eGaming)に替わる 新しい中央規制当局で、ライセンス発行の規制や全体的な政策を行う。 |
Curaçao Gaming Control Board (GCB) (キュラソーゲーミングコントロールボード) | キュラソーのランドカジノおよびオンラインカジノの監督、運営監視、監査を行う実務機関。 事業者向けライセンス発行をする |
1. 概要
Curaçao Gaming Control Board (GCB) は、1999年に設立されたキュラソー島のギャンブル規制機関です。設立当初から島内にあるランドベースのカジノ(実店舗のカジノ)の監督を行ってきました。しかし、2024年11月からは、新しい規制体制が導入され、GCBがキュラソー国内のギャンブル業界全体を監督し、運営監視をする役割を担うこととなりました。これにより、オンラインカジノもGCBの管轄に含まれるようになりました。
2. 新しい体制の導入背景
これまで、キュラソーはオンラインカジノ業界で最も有名なライセンス発行地の一つとして知られていました。しかし、規制が他国のライセンスより比較的緩いとされ、多くの事業者がこの制度を利用していました。2021年から2024年にかけて、この状況を改善するために大規模なライセンス制度の改革が進められました。
従来のライセンス体制の問題点は、規制が緩く、運営の透明性や信頼性に課題があった点です。新体制はこれを解消することを目指し、より厳格で透明性の高い運営へと移行しました。
3. 2024年からの変更点
2024年11月から、GCBはオンラインカジノを含む全てのギャンブル業界を監督することになりました。この新体制により、運営の透明性や信頼性が向上すると期待されています。また、新たに設立されたCuraçao Gaming Authority (CGA) が、ライセンスの発行と監督を一元的に管理する中央機関として機能します。
これにより、ライセンスの発行プロセスはより厳格となり、運営者は新しい基準に従う必要があります。旧ライセンスを持つ事業者も、新基準に適応するためにGCBの監督下で審査を受けることが求められます。
4. 新しい体制のメリット
- 規制の厳格化: 従来の緩い規制から、より厳格な基準が導入され、業界全体の信頼性が向上。
- 透明性の確保: CGAの監督のもと、ライセンス発行と運営の透明性が強化され、プレイヤーの安全が確保。
- 信頼性の向上: 新体制により、世界的に信頼されるライセンスとしての地位が確立されつつある。
5. 今後の影響と展望
新しい規制の導入により、キュラソーのオンラインカジノ業界はより信頼性が高い市場へと変わりつつあります。特に、既存事業者は新しい基準に適応することで、より安全で透明性のあるサービスを提供することが求められます。これにより、プレイヤーはより安心して利用できる環境が整えられることが期待されています。
6. キュラソーライセンスで保証されている主な内容のまとめ
キュラソーライセンスで保証されている主な内容(2024~):
・公正なゲーム運営
すべてのゲームは公平性が確保され、第三者機関(GCB)等による監査が定期的に行われます。
・個人情報の厳格な管理
プレイヤーの個人情報は厳重に保護され、データセキュリティに関する最新の基準が適用されています。
・実態のある企業の存在
ライセンスを取得している会社は、キュラソー国内に物理的な拠点を持ち、最低3名以上のスタッフが常駐しています。
・苦情・クレーム対応の窓口
プレイヤーはトラブルが発生した場合、苦情やクレームを直接「Gaming Control Board (GCB)」に申し立てることができます。
・マネーロンダリング防止対策
運営側はアンチマネーロンダリング(AML)の厳格な基準に従い、資金の流れを透明に保つことが求められます。
・プレイヤー保護(依存症対策など)
ギャンブル依存症の予防やケアのための支援が提供されており、プレイヤー保護が強化されています。
旧来のキュラソーライセンス体制とその問題点

従来、キュラソーのオンラインカジノライセンスは「マスターライセンス」と「サブライセンス」という二重の仕組みで運用されていました。主なライセンス発行機関は、以下の4つです。
認定機関 | マスターライセンスの識別番号 |
---|---|
Gaming Curaçao | 365/JAZ (画像左上) |
Antillephone | 8048/JAZ (画像右上) |
Egaming License | 1668/JAZ (画像左下) |
Curaçao Interactive Licensing | 5536/JAZ (画像右下) |
規制当局であった「eGaming監視機関」(Curaçao eGaming)がマスターライセンスを各認定機関に発行していました。これらのマスターライセンス保有機関は、サブライセンスをカジノ事業者に発行し、多くのオンラインカジノがその下で運営されていました。しかし、この仕組みは透明性に欠けており、アンチマネーロンダリング(AML)対策が不十分であるとの批判が国際的に高まっていました。規制が緩いことで、一部の事業者が違法行為や不正行為に関与するリスクも指摘されていたのです。
改革の概要:2021年から始まった変革
2021年以降2024年までの間に、キュラソー政府はこの批判に応じオンラインカジノライセンス制度を大幅に見直しました。2024年11月以降では以下のような変更が導入されています。
1. マスターライセンス制度の廃止
従来の「マスターライセンス」と「サブライセンス」制度は廃止され、以前の主要なライセンス発行機関(例: 8048/JAZや365/JAZ)もその役割を終えました。これにより、各事業者が独自にGCBからライセンスを取得する形に変更され、より厳しい規制下で運営されることが求められるようになりました。
2. Curaçao Gaming Authority (CGA)の設立
キュラソーのギャンブル法(LOK法:National Ordinance on Games of Chance)により、新たに設立されたCuraçao Gaming Authority (CGA)が、すべてのライセンスの発行と監督を行う中央機関となりました。これにより、従来の分散型システムは廃止され、従来の当局であった「eGaming監視機関」(Curaçao eGaming)はその役割を終えることになります。
ライセンス発行と運営が一元管理されるようになりました。この新体制により、無資格者の運営排除、プレイヤー保護、実地監査の導入など、透明性の向上と、より厳格な規制の適用が期待されています。
3. アンチマネーロンダリング(AML)対策の強化
改革の一環として、アンチマネーロンダリング(AML)対策が強化されました。これにより、オンラインカジノ事業者はより厳密な審査を受け、透明性の確保が求められるようになりました。さらに、ライセンスを取得する企業はキュラソー内に実際の拠点を設置することが義務付けられ、現地での活動が求められています。
オンラインカジノ業界の再編(2025年)
2024年以降、キュラソーで運営するすべてのオンラインカジノは、新制度に従ってライセンスを更新しなければなりません。これまでのライセンス番号(例: 8048/JAZなど)も順次廃止され、新しいCGAの基準に従ったライセンスがGCBから発行されます。
この改革には、以下のような影響が予想されています。
1. 規制適応できないカジノの撤退
新しい規制体制により、運営コストが増加するため、小規模なカジノや適応が難しい事業者は、キュラソーライセンスでの運営を継続できなくなる可能性があります。これにより、市場からの撤退や、他国のライセンス取得にシフトするカジノも出てくるでしょう。たとえばコモロ諸島に拠点を置く「アンジュアンライセンス」をはじめとしたメジャーではないライセンスのオンカジが登場してくる可能性があります。世界には下記のような国々にもライセンスがあることを知っておきましょう。
マイナーなオンカジライセンス国の例:
アンジュアン、アンティグア・バーブーダ、キプロス、セントキッツ・ネイビス(St.Kitts and Nevis)、パナマ(Panama)、ベリーズ(Belize)、コスタリカ(Costa Rica)、アルメニア、ジョージア、
セーシェル(Seychelles)、フィリピン など
上記の国々のライセンスは比較的規制が柔軟なため、小規模なカジノ運営者にとっては魅力的な選択肢ですが、他の大規模なライセンスと比べると安全性や信頼性に関してはさらなる発展が求められるライセンスです。
つまり、公正なゲーム運営、個人情報の厳格な管理、実態のある企業の存在、苦情・クレーム対応の窓口、マネーロンダリング防止対策、プレイヤー保護(依存症対策など)の基準が緩い、もしくは無い可能性があります。
*オンラインカジノの「安全性」と「遊びやすさ」にはトレードオフの関係があります
2. 透明性と信頼性の向上
新しいCGAの監督体制により、キュラソーのライセンスを持つオンラインカジノは、これまで以上に透明性が高まり、国際的な信頼性も向上すると期待されています。これにより、プレイヤーは安心してゲームを楽しむことができるでしょう。
キュラソーのオンラインカジノライセンス制度は、2021年から2024年にかけて大きな変革を遂げ、以前の規制緩和された体制から、より厳密で透明性の高い運営へと移行しました。この改革により、信頼性の向上が期待される一方で、新しい規制に適応できない事業者は市場から姿を消すことが予想されています。今後もCGAの発表や業界動向を注視し、最新情報を把握していくことが重要です。
旧キュラソーライセンスのライセンス機関
2024年11月からは、Curaçao Gaming Control Board(キュラソーゲーミングコントロールボード、GCB)がキュラソー国内のギャンブル業界全体を監督する役割を担うこととなりましたが、ライセンス移行期間中のため、従前の機関がすべてなくなったわけではありません。そこで旧キュラソーライセンスのライセンス機関について説明しておきます。
Gaming Curaçao(ゲーミングキュラソー)


Gaming Curaçao 365/JAZ
ドメイン:gaming-curacao.com
GamingCuraçaoは1998年にキュラソー政府の政令で設立されたライセンス機関です。また、キュラソーのギャンブル規制当局である、「eGaming監視機関」(CURAÇAO EGAMING)の関連会社である、Gaming Services Provider NV,が運営しています。
いままでにこの機関でライセンスを取得したカジノが不正を起こした事例はほぼありません。
Antillephone(アンティレフォン)

Antillephone8048/JAZ
ドメイン:antillephone.com
ライセンス機関: Antillephone :アンティレフォン(アンティルフォン) は広く使われているキュラソーライセンスの認定機関です。設立は1994年です。
現行のライセンスマークはオレンジをモチーフにデザインされています。運営はAntillephone N.V. です。
かつてキュラソー島が、「オランダ領アンティル」(1954~2010)だった当時に設立された政府機関で、現在までオンラインギャンブルのライセンスの申請から審査、監督を行っています。カジノがオンラインで適切に運営されているかを確認するために、定期的な監査も実施しています。

(旧)Antillephone 8048/JAZのライセンスマーク
2021年半ばまで、左のライセンスマークが使用されていました。
*当時のライセンスマークはキュラソー地域の紋章が使用されていました。
よく見るとオレンジが描かれています。
キュラソーライセンスと言ったら、 このマークといってもよいくらいに普及していました。 その理由は2つあります。
1つはライセンスオプションに苦情・クレームに関しての窓口が設置されていたからです。
2021年まで、ライセンスオプションに苦情・クレームに関しての窓口があるライセンス機関は「Antillephone」しかありませんでした。
そのため、Antillephone以外の機関でライセンスを取得していても、サブライセンスとして併せて取得されているケースが多かったのです。
もう1つは運営会社が複数のカジノを運営している場合、Antillephoneでライセンスを取得しておくとサブライセンスオプションとして、系列のカジノもライセンスを取得することができるからという点がありました。
EMgroup License(イーエムグループライセンス)

EMgroup ライセンス
ドメイン:the-emgroup.com
EMgroupホームページ(外部リンク)
Antillephoneライセンスの、特殊ケースについても触れておきます。結論から言うと、異常が示されていなければ全く問題ありません。カジノ内には取得済みのAntillephoneライセンスマークと併せて表示されていることもあれば、「EMgroupライセンス」のみが表示されていることもあります。
オンラインカジノの運営会社は、ライセンスを取得した後、定期的にある審査以外にも「会社の重要な情報が変更されるとき」や「運営上重大な疑義が生じたとき」などの場合に、再度ライセンス審査を受けることがあります。この審査は、しばしばEMgroup(eMoore.N.V)という機関で行われます。審査結果に問題がないときには、上記のライセンスマークがつきます。このライセンスはマスターライセンスではなく、ライセンスオプションやサブライセンスに位置づけられます。
ちなみにEMgroupは、「キュラソー」や「マルタ」、「キプロス」、「オランダ本国」などの金融機関やオンラインカジノでの法令上の審査などを行っています。
XCMライセンス

XCMライセンス

旧:XCMライセンス
XCMホームページ(外部リンク)
Antillephoneライセンスの、特殊ケース2つめはXCMライセンスです。こちらもライセンスを開いたときに、異常が示されていなければ全く問題ありません。カジノ内には取得済みのAntillephoneライセンスマークと併せて表示されていることもあれば、「XCMライセンス」のみが表示されていることもあります。
XCM(Xecutive Corporate Management BV)は、オランダに拠点を持つ、一般企業の法務、税務、会計などの分野にわたるビジネスサポートも行っています。
2023年10月からライセンスマークのデザインが変更されており、「xnext」と書かれた盾が表示されています。
Curaçao EgamingLicense(キュラソーイーゲーミングライセンス)


Curaçao EgamingLicense 1668/JAZ
ドメイン:curacao-egaming.com

(旧)Curaçao EgamingLicense 1668/JAZのライセンスマーク。2021年半ばまでは左のライセンスマークが使用されていました。
*ライセンスマークにはキュラソー国旗がデザインされています。
ライセンス機関: Curaçao EgamingLicense; キュラソーイーゲーミングライセンスは1996年の設立で、オンカジの黎明期からあるライセンス認定機関です。Gaming Curaçaoと同様に、キュラソーのギャンブル規制当局である、「eGaming監視機関」(CURAÇAO EGAMING)の子会社であるCyberluck Curaçao N.V.が運営しています。
ですが、キュラソーライセンスの認定機関の中では信頼度が低いと一部のプレイヤーから言われていました。
その理由は、かつて(2014年頃?)海賊版のスロットゲームを使っている違法カジノに気づかなかったことが発覚して、ゲームやカジノの監視体制そのものに問題があるのではないかと言われていた時期があったからです。
ですが、2022年時点までに改善がなされてきています。
2021年5月以降からは、専用の苦情・クレームの窓口も設置するようになったことと、カジノの審査基準に応じてライセンスを区分表示して発行するように運用がなされてきています。
*ベラジョン、インターカジノ、遊雅堂もこのライセンスを2022年8月までライセンスとして使用していましたが、2022年9月からはAntillephoneへ変更しています。現在紹介しているカジノでは「賭けっこリンリン」のみとなっています。
賭けっこリンリン(解説・紹介ページ)
Curaçao Interactive Licensing (キュラソーインタラクティブライセンシング)

Curaçao Interactive Licensing 5536/JAZ
ドメイン:非公開
Curaçao Interactive Licensing(CIL、キュラソーインタラクティブライセンシング)は、キュラソー政府によって承認されたライセンス認定機関の1つです。
このライセンスの運営主体はCuraçao Interactive Licensing.N.Vで、本部はキュラソー島に所在しています。CILはオンラインギャンブルを行う企業に対してゲームライセンスを提供しています。
2021年以前は苦情・クレームの窓口が存在しなかったので、取得するカジノはサブライセンスオプションも併せて取得していることが一般的でしたが、2021年からはライセンス機関による苦情・クレームのメール連絡先が記載されるようになりました。
筆者の経験によれば、以前はミスティーノのマスターライセンスとして確認されていましたが、現在ではほとんど見かけることはなく、BC Gameのライセンスとして見かける程度となっています。

2021年以前のマスターライセンス5536/JAZは、他のキュラソーライセンスとは異なり、ライセンスマークを押してもライセンス証明書が表示されない特徴がありました。しかし、2021年10月からの変更により、証明書が表示されるようになりました。
ただし証明書はオンライン発行ではなくPDFによる画像のため、信憑性には欠けます。CILは2023年現在でも公式ウェブサイトを所有しておらず、ライセンス機関の全容も公開していません。従って、不正の監視がどのように行われているかは不明です。そのため、信頼性は低いと言えるでしょう。
ライセンスの掲示場所について
オンラインカジノでライセンスを確認の仕方について紹介します。ライセンスは通常、ログインをしない状態でも、カジノのTOPページから確認ができます。
それではマルタライセンスとキュラソーライセンスの掲示場所と、表示方法について具体的に画像で説明します。
マルタライセンスの場合

マルタライセンスの場合ですが、通常カジノのTOP画面の最段に表示されていることが多いです。
「mga」と書かれてあるのマークはボタンになっています。押すと下の画像が出てきます。

ライセンスは「承認の動的シール」として、その証明書の内容がオンラインで表示されます。
キュラソーライセンスの場合

キュラソーライセンスの場合ですが、こちらもマルタライセンス同様で、通常はカジノのTOP画面の最下段近くにライセンスマークが表示されています。
実際にマークを押すと、ライセンス内容がオンライン上で表示されます。

カジノライセンスが無い状態は危険です!

- ライセンスを取得しているならオンカジはどれを利用してもあまりかわらない
- 紹介会社が紹介しているから安心
- SNSや口コミでも評判が良いから大丈夫
といった思い込み等でライセンスを確認しないままオンカジを利用していると、とても危険です。
実体験として確認していることとしては、悪質カジノのなかには意図的にライセンスを偽装したり、無許可状態にも関わらず営業していることがあるのです。
そのようなカジノを利用すると出金トラブルにあったり、犯罪に巻き込まれてしまうこともありますので、どういう経緯で無許可になっているのかを見極める必要がでてきます。それでは異常(無許可)状態について実際の画像で説明します。
ライセンスの異常(無許可)
ライセンスに何らかの異常があって、無許可状態になっているオンカジもあります。この状態はシステムなどによる一時的な表示である場合と、実際に無許可の場合があります。
つまり「インカジ」と呼ばれる、「闇カジノ」や「裏カジノ」の類である可能性がありますので、いつでも表示される場合はかかわらないようにしてください。
マルタライセンスの異常
マルタライセンスで異常があるときは、ライセンスボタンを押すと、上のような画像が表示されます。
マルタライセンス発行URLは必ず”https://authorisation.mga.org.mt”から始まりますので、上の画面がでたときはURLを確認しましょう。
■マルタライセンスでのライセンス異常画面

キュラソーライセンスの異常(ゲーミングキュラソー 365/JAZ)
キュラソーライセンスの場合は、ライセンス機関によって表示が異なります。Gaming Curaçao(ゲーミングキュラソー)365/JAZの場合、ライセンスボタンを押すと、下の画像のように「licensing.gaming-curacao.com」ページが見つかりませんという表示がされます。

キュラソーライセンスの異常(アンティレフォン:8048/JAZ)
キュラソーライセンスのAntillephone(アンティレフォン:8048/JAZ)の場合ではライセンス画面を表示すると、「Antillephoneはライセンスのステータスを確認できません」といことで、下の画像のように表示されます。これがライセンスが切れているときの表示ですので、いつでも表示される場合はかかわらないようにしてください。

または無認可
また、下のように帯状の表示がされることもあります。下の場合はライセンスを表示させて20分以上経過したときにも現れますので、ページの更新をして確認してみましょう。

(例)キュラソーライセンスの異常 (キュラソーイーゲーミングライセンス:1668/JAZ)

キュラソーイーゲーミングライセンスの場合は、盾のマーク上部がピンク色になります。また、「✓」→「×」になり、「UNLICENSED」の表示がつきます。
ライセンスを表示させたときに上の画像の表示が出た場合は、URLを確認し、”validation.curacao-egaming.com”で始まっているかを確認しましょう。
カジノライセンスの偽装について
- ライセンスマークを 「画像」で貼っただけ
- 架空のライセンス番号を表記
ライセンスマークについてですが、 ほとんどのカジノライセンスはマークを押せばライセンスの内容がオンラインで証明書が表示されます。ですが、ライセンス偽装カジノの場合は、ライセンスマークの画像をTOPページに貼っただけということをするので証明書が表示されません。
また、画像と併せて架空のライセンス番号等を不自然に表記していることもありますのでよく確認し
ましょう。
カジノライセンスの異常が出ていた場合にプレイヤーはどうしたらよいか?
オンラインカジノでプレイする際、時折カジノライセンスに関する異常が発生することがあります。これはプレイヤーにとって重要な問題であり、適切な対処が必要です。以下では、カジノライセンスの異常が発生した場合にプレイヤーがどうすべきかについて説明します。
対処方法としては
- 問題の理解: 最初に、ライセンスの異常が何を意味するのかを理解するために、カジノのカスタマーサポートに連絡し、詳細を尋ねます。
- 信頼性の確認: カジノの信頼性や評判を調査し、他のプレイヤーや専門家の意見を参考にします。信頼できる情報源から情報を収集します。
- ライセンスの検証: オンラインカジノのライセンスが本物であることを確認するために、関連する規制当局のウェブサイトでライセンスの情報を確認します。
- 不正な活動の報告: 不正な活動や異常が発見された場合は、適切な規制当局や監督機関に報告します。これにより、他のプレイヤーを保護し、不正が取り締まられる可能性があります。
- プレイの中断: 異常が解決されるまで、プレイを一時中断することを検討します。自分の情報や資金が安全であることを確認するために、プレイを一時停止することが重要です。
問題の理解、信頼性の確認、ライセンスの検証については、ベラジョンカジノで実際にあった事例を用いて解説した記事がありますので、さらに詳しく知りたい方はリンクからご参照ください。
まとめ
オンカジはカジノライセンスがないと営業ができません。プレイヤーはライセンスのないカジノに登録してはいけません。
ライセンスの確認する場合は、カジノのTOP画面の下に表示されています。
ライセンスを掲げていないオンカジには手を出さないことを心がけてください。
ライセンス1つとってもこれだけの専門知識が必要になります。
当サイトでは、高い専門性からプレイヤーのニーズに合わせた最適なオンカジをランキングで紹介しております。